自治体・公共事業
GIS導入のメリット
設備のメンテナンスや定期巡回等、住民の安心・安全に必要な業務に関わる情報を、円滑に把握。
「管理対象の各種情報」を「正確な位置情報」に紐づけて一元管理できることが、紙媒体にはないGISの強みのひとつ。例えば、「ごみ収集」の曜日別定期作業のルートや、広範囲に散在する「防犯灯」の整備記録、「空き家」情報など…多岐にわたる登録情報から用途に応じたデータだけを地図上で検索・編集することが可能となり、管理にかかる業務負荷軽減に役立ちます。
DX・オープンデータ化に向けた新しいデータ管理!紙で保管している大量の情報を、GISにより電子化。
政府による「デジタル庁」発足にもみられるように、「DX(デジタル・トランスフォーメーション)」の波は自治体業務においても例外ではありません。コロナ禍における窓口対面業務の軽減など 直近の課題解決にも不可欠であり、そのためにはまず既存の情報をいち早く最適な形式に変換することが求められます。GISとの組み合わせにより、あらゆる情報が地図上に集約され、一元管理が可能となり、オープンデータとして市民・業者に対して公開することが可能です。
導入例
部署や担当者単位で個別に管理していた情報を、ひとつの地図上に集約。庁内・課内での情報共有がスムーズに!
登録情報が位置情報に紐づけて管理されるため、個別で保有していたデータをGISにより統合することで、ジャンルの異なる複数の情報も、地図上で一元管理することが可能です。 登録した情報は、各業務の必要性に応じて表示・非表示ができ、複数の担当者間での同時更新や即時共有も可能なため、住民からの問い合わせ・要望に対して素早く必要な情報を把握。 タイムラグの発生や、担当者間の共有漏れによるトラブル等も未然に防ぐことができます。 当社の「Lmap」の利用環境は、社内サーバを介した内部ネットワークのみで完結するため、外部へのデータ漏洩リスクも大幅に軽減します。
これまで属人的になりがちだった「巡回ルート作成」をAI処理により最適化、作業効率アップ。
「ゴミ収集」、「点検作業」、「浄化槽清掃作業」など日々の巡回作業を効率よく行うためには、効率的な巡回ルート作成が不可欠です。これまで長年の経験や知見が必要とされてきたこのような業務も、 当社の「Lmap」にお任せください。「Lmap」とAIの組み合わせにより、これまでの登録データから「最も効率的な巡回ルート」を作成。ご担当者の経験値によるギャップを軽減するとともに、データを蓄積し、属人的な運用からの脱却をお手伝いします。
緊急時に備える。災害や事故から大切なデータを守り、地域や住民へすばやく確実なサポートを。
対象エリアの地図上に、土砂災害・浸水などの「ハザード情報」や避難時にサポートが必要な「避難行動要支援者情報」等を重ねて登録し、危険箇所や避難ルートを視覚的に把握。 また、避難情報等のデータが必要な時にこそ、確実に閲覧できるよう備えることも大切。「データバックアップ機能」により、災害時のデータ滅失のリスクを軽減。有事の際にも必要な情報を的確に表示し、迅速な対応をサポートします。
GISで登録・編集した情報を、任意のフォーマットで一括印刷。申請書類や調査用資料の作成効率が大幅にアップ!
DX、データ管理・更新の電子化が進んでも、現場ではまだ、各種手続書類や現地調査など大量の紙の帳票類が必要とされています。これらの作成に二度手間が発生するなど、新たな業務負荷が発生していませんか? 当社のGISアプリケーション「Lmap」なら、「地図印刷機能」を搭載しており、空き家カルテや防犯灯(LED)台帳など、様々な用途で登録されているデータから必要情報を抽出し、一括印刷することが可能です。特別なソフトを使わずフォーマットの作成や編集ができるため、これまで使用していた書式やレイアウトを大幅に変更することなく、目的に応じた帳票類や資料作成がスムーズに作成可能です。
大量の紙資料・データ形式の異なる過去データのGIS化など、あらゆる現場のお悩みの解決をサポートします。まずはご相談ください!
これまで紙地図やExcelで管理していた情報をお預かりし、ご指定の仕様・用途に応じたデータ入力・変換、データクレンジング作業を当社入力専門スタッフにより代行いたします。
もちろん、当社のノウハウを生かした位置情報との紐付けも可能!ご担当者様の業務を軽減し、スムーズなGIS導入・電子化をサポートいたします。
対応ファイル形式 : Excel形式、Shape形式、PDF形式、Illustrator形式、紙媒体各種
※その他形式もご相談ください。